NakamuraEmiさんのライブが福岡である!
しかも金曜日!そう分かった時、今だ!って決意しました。
今年か来年にはどうしても行きたかった場所。
いつ行こうかってずっと悩んでいたんです。
どんなタイミングが良いか、色々気にしすぎて、分かんなくなっちゃってたのが正直なところ。。
NakamuraEmiさんに背中を押してもらったような気がしています。
佐賀県、有田市にある「大日窯」
やっと、ようやく、、念願叶って行く事が出来ました。
ちょっと、、贅沢すぎる2日間で、夢かな?夢なのかな??って思ってます。。
リンゴマンズ唯一のCDに、「月とウサギ」という曲があります。
私たち佐東兄妹の祖母が、兄たちが生まれた頃、贈ってくれたお猪口。
それが大日窯さんの〝ぐい呑み〟でした。
兄が、ふと「産まれたばかりの赤ん坊に、なんでお猪口だったんだろう…」
そう思った時、「おばあちゃんからの手紙だったんじゃないかな?」と言って、書いた詩が「月とウサギ」です。
この曲、リンゴマンズのダンサー久保ちゃまが大好きで!
いつの間にかライブでは定番の一曲となっています。
せっかくなので歌詞を・・・
〜月とウサギ〜
産まれたばかりの赤ん坊のあなたに
〝ウサギと月〟の描かれた小さなお猪口をプレゼントなんて
気が早いかしら?
二十年越しの手紙のつもりで
あたしがいなくなっても、時は転がるでしょう?
大人になったあなたと〝カンパイ〟なんて、できませんね
だけど
あたし好みの男になるのよ
〝いつも誰かを愛せる人〟
大日窯で焼かれた器は、とっても丈夫なんだよ
いつかあなたが、お酒を楽しめる年齢になるまで
どうか丈夫で入られますように
想いを込めて
ウサギの絵柄は、大切な人に見せてね
あなたの方には、小さな月の絵が見えるでしょう?
いつかあたしが星になったなら
その月みたいに、見守るわ
あたしがいなくなっても、時は転がるでしょう?
大人になったあなたと〝カンパイ〟なんて、できませんね
だけど
あたし好みの男になるのよ
〝いつも誰かを愛せる人〟
2015年夏、CDが完成した時、大日窯の皆さんに聞いて欲しくて、手紙を添えて贈ったんです。
そのお返事を頂いた時、絶対に佐賀へ行くんだって決めたんです。
行けて良かった。直接お会いする事ができて、沢山お話しさせて頂いて、生涯大切にしたい器を手にする事ができて、、祖母が訪れたかもしれない場所は、とても素敵なところでした。
大日窯さんの器は本当に丈夫で、次男の裕二郎が幼い頃から使っている茶碗は、30年ひびが入る事なく、今も愛用しています。
長男の愛用していた茶碗は、ついに割れてしまったのだけど、、息子に受け継ぎたかったようで、大日窯さんのオンラインショップで同じ茶碗を購入。
子供用の器も見つけて、娘にもプレゼントしていました。
祖母のお気に入りだった大日窯さんの器。
有田焼きの窯元が沢山ある中、大日窯さんを選んだ祖母の気持ちは、大人になればなるほど分かるような気がします。
味わいのある、変わらない絵柄。シンプルで素朴で、ぬくもりを感じる形、質感。
「炊き込みご飯は毎日食べないだろう?白いご飯にはこれだろう」とおっしゃっていたそうで、なんだかとても印象に残っています。
チャレンジをしつつも、変わらない事を大切にしている姿は、とても綺麗だった。
作っている方の人柄を目の当たりにしたならば、より一層大切にしたいと、心から思います。
仙台にあるお店でも、大日窯さんの器を扱っているお店があったり、有田焼きのフェアとかで、これいいなぁって思った器が大日窯さんだったりと、機会は沢山あったのですが、直接買いに行くって決めていたから、今、自分の器たちを見つめてはにやけています。。
このブログ、大日窯さんで色々伺ってきた事を飛行機の中でメモしてきたし、もっとお話しした事を載せようと思っていたのだけど、何か違う気がして、自分の中で大切にしておきたい、誰かと直接話す時に伝えたいなぁと思っています。
大日窯さんは3人で営んでいる窯元です。
一つ一つ手間をかけて作られている器は、一つとして同じ表情を持つものがなくて、大切に大切に育てられている印象を持ちました。
ぜひ、大日窯さんのホームページをチェックしてみて下さい!!
大日窯さんのご好意で、沢山写真も撮らせて頂いたので、沢山!!載せます!!
祖母が残しれくれた器も、自分で買えた器も、これから増えるであろう器も、大切に愛用していきます。
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